口は裂けるし、脱臼するし

痛々しいタイトルですね……
でもご心配なく!

25年ぐらい前かなあ?…土曜日(だったか?)の夜「夢で逢えたら」というバラエティ番組があったのを覚えていますか?(誰?!まだ生まれてないとか言ってる人!!💢)
その番組だったと思うんですが、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、ピンクの電話がコントをしていて、ピンクの電話の1人(どちらかは忘れた…)がセリフを、

「もう、口が裂けて言えない…」

と言っちまったんです。「裂けても」の「も」が抜けただけなんですけどね。

そうしたらすかさず、確かウッチャンだった気がするけど

「そりゃそうだよな。口が裂けたら言えないよな」

と返して、みんなでちょっと笑いながら、そのままコントを進めていきました。時々、「口が裂けて言えない」をセリフ中に入れ込みながら。

話変わりまして、日本語オンラインレッスンでのできごとです。

その日本語学習者はとても熱心で、基本はJLPTのN2の問題集を一緒に進めているんですが、その問題の内容から話を広げていくことが多いです。
その時は、学習者自ら話を広げてくれておしゃべりをしました。その後学習者が、

「すみません、話が脱臼しまして…」

と言いましてね。

肩の脱臼。いらすとやさんより


私は笑いをグッとこらえ、

脱臼は痛い!!脱線ですね〜」

と訂正したら、学習者はめっちゃウケていました。
*脱線は脱線で、痛い以上の状況になる場合もありますが、それは置いといて。
いやしかし「脱臼」のほうが、ことばとしては難しいんじゃない??w

それ以降、その学習者は、話が広がると「また話が脱臼しました」と肩を脱臼したゼスチャー付きで言ってくれるようになりました。そして私も時々使わせてもらってます。

…という、言い間違いの話でした〜。

余談ですが、言い間違いは確かにおもしろいけど、間違えた本人が笑い飛ばすぐらいの様子だったら、みんなで楽しむのもいいですが、本人がすごく恥ずかしそうにしてる場合はサラッと流してあげましょう。

*昔の「夢で逢えたら」の話は、記憶違い等があるかもしれません。なんせ昔なんで…w

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