記憶の奥から呼び覚まされた「怪獣ごっこ」
ここのところ、おもちゃクリエイターの高橋晋平さんのVoicyを過去からずっと聞いています。
これを聞いたときです。
#105 アイデア発想法実例「スリルやドキドキを加えたら?」
何十年ぶりかの記憶がよみがえりました。
私がおそらく7−8歳、近所の男の子Tくん4歳ぐらい。
団地の広場(芝生)で一緒に遊んでいました。
私が「Tくん、怪獣ごっこしようか?」というと
Tくんは「うん♪」と目をキラキラさせて(たと思う)答えました。
私「じゃ、私が怪獣になって追いかけるから、Tくん逃げてねー」
Tくん「うん♪」
始まりました。
私が「ギャオオオォォォォォォォ!!!!」と叫びながら追いかけ、Tくんが「きゃー」と逃げます。
でも、ちょっとしたら、Tくんの声が「ぎゃーーーー!!」とボリュームアップしてきました。
私は「あれ??」と思って「ちょっとTくん、待って〜」と言って、追いついてTくんの顔を見ました。
なんとTくん号泣ですよ。
うっそーん!!「そんな恐かった?Tくんごめんね!」と謝りました。
しばらくして私はTくんに「大丈夫?……またやる?怪獣ごっこ」と聞きました(おい…)。
するとTくんってば「うん」と答えるではありませんか。
私たちは、
ギャオオオォォォォォォォ!!!➔ Tくん号泣 ➔ 休憩
を3回は繰り返しました。
何なんだこの遊び。
もうすっかりオジサンになっているはずのTくんのトラウマになってないといいんだけど。
今思うと、Tくんは強くなりたかったのかなー?と思ったり。
私としては、Tくんがおもしろかわいくてしょうがなかったんですけどね。
で、ここで何が言いたいかというと、少なくとも私が大人になってからは(おそらく)一度も思い出したことがなかったことを、Voicyがキッカケで思い出されたことです。
ブレーンストーミングじゃないけど、ブレーンがストーミングされた気分でした。
思い出し笑いをしたあと、「こんな(すっかり忘れていたと思っていたことを思い出すって)ことってあるんだ」不思議な気分になりました。
こんな感じで、自分のシワの足りない脳みそが刺激されて、アイデアが出るといいなあ。
この高橋さんのVoicy収録は2021年の8月。この辺りの高橋さんのVoicyではかすかにセミの声が聞こえるんですよ。
真冬にセミの声が聞けて、これまた不思議な気分になりました。