学習者が求めているのは何か?

ある女性の日本語学習者。都内の企業に勤めています。

N5レベルのJLPT文法練習問題をしていました。
日本語教育文法で使う「い形容詞」「な形容詞」「動詞」「名詞」の
それぞれの活用を確認していたら、
彼女は教科書の文法説明の部分に大きく✕をつけて、
「文法は本当にわからない。ネイティブはそんな文法を考えながら
言語を習得したり、話すわけではない」
みたいな内容のことを言いました。

私は
「大人になって外国語を学ぶには、基本的な文法を学んだほうが
効率的に学習できる。しかし、どうしても文法をやりたくないのなら、
ちがう勉強方法を考えましょう。」
みたいな内容を伝えました。

彼女は
「そうじゃない。やりたくないわけじゃない。」
と言います。

どういうことなんでしょう??

よくよく考えてみると、まあ推測になりますが、
彼女は単に愚痴を言って、教師に共感してほしかったのでは…?
ということに思い至りました。

彼女の「愚痴」を、私は「要望」と受け止めて、
なんとか解決させよう、要望を叶えよう、と考えていました。

私と彼女の間に、彼女の社長と、私をアサインした会社の人がいるので
ちょっと複雑で、真相はまだわかりません。確認中です。

でも、「愚痴」であるなら、今までの自分とはモードチェンジして、
思い切り共感しつつも、文法を少しずつでもやっていくかな〜?
なんて思っています。

※これって、男女の会話のすれ違いでよく言われてるパターンですよね…