『FAANG』とリモートワーク
今朝の日本語オンラインレッスン は、アメリカ在住のIT技術者でした。
彼とリモートワークについて話していたら、出てきたのが、
「シリコンバレーのIT大企業のファーング」
でした。
ファーング?なにそれ??
FAANG (Facebook, Apple, Amazon, Netflix, Google)
だそうです。
GAFA (Google, Amazon, Facebook, Apple)は知ってたけど、これに(私がいつもお世話になっている)Netflixが加わっていたのね〜。
FAANGという言葉ができて、少なくとも4年は経つのに、自分が今日知ったという事実。。。^^;
話は「リモートワーク」に戻るんですが、その日本語学習者のアメリカ在住のIT技術者は、現在リモートワークで、オフィスには好きなときに行けばいいそうで、今日のオフィスには、彼を入れて2人しかいなかったそう。多いときは40-50人来ることも。そのぐらい来ても、デスクは足りるようです。社員は全部で100人以上はいるってことです。
人事部や経理部など、いわゆるバックオフィスもリモートワークだそうです。
彼の会社は、コロナ以前はオフィスで仕事をしていましたが、コロナで「なんだ、完全リモートワークできるじゃん!それなら本社のあるこの州の中だけじゃなくて、アメリカ中からいい人材採用しよう!」ってことになりました。1年に数回、全社員集合することはあるけど、その時だけ余分にオフィスを借りるらしいです。
そしてこの話の時に出てきた言葉が「FAANG」。
シリコンバレーのFAANGは、昨年あたりからまた「社員はオフィスで仕事しろ〜」と言っているらしいんですね。それで、FAANGの社員の中には頭にきて、会社を辞める人も出てきているとか。
「どうしてFAANGは、便利なリモートワークをやめるんですかねえ?」と聞くと、彼は、
「会社の上の人が、社員を管理したいんじゃないですかねー。私も毎日オフィスに来て仕事しろと言われたら辞めます」と言っていました。
でも、FAANGみたいな最先端な企業が、なぜ時代の流れに逆行する(と思われる)こと言うのかなあ、社員を管理したいなんて、そんな昭和的なこと考える??と不思議に思いつつググったら、このような記事が。
「在宅勤務なら減給も 米IT大手の「オフィスと働き方」の考え方」2021/08/22 11:30
https://forbesjapan.com/articles/detail/42928
要するに、米IT大手は巨大な不動産を取得していて、帝国(王国)的なものを創ろうとしてるっぽいですね。
もうそのプロジェクトが進んでいるなら、リモートワークになったら困りそうですね…。なるほど…。
人間って、のぼりつめるその先は、王国のキングなんでしょうか?
…な〜んて、先日映画「キングダム2」を観たばかりの私は思うのでした。。。