カリスマ先生ってどう思いますか?
カリスマ先生って呼ばれたいですか?
セミナーなどチラシや広告などでは時々使われていますよね。
すばらしい授業をする先生をそう呼びます。
でも、私はどうしても違和感を覚えるんですよ。
実際「カリスマ先生」と言われる方のセミナーには何度も出ました。
本当にいろいろなことを教えてもらえる、すばらしい授業でした。
でも、やっぱり「カリスマ先生」と言うのは違うんじゃないかなあ。
カリスマ(ギリシア語: Χάρισμα、ドイツ語: Charisma)とは、超自然的・超人間的・非日常的な資質や能力[1][2]。神の賜物または天賦の力で、教祖・預言者・呪術師・英雄などに見られるとされる[1][2]。
Wikipedia「カリスマ」
Wikipedia ⬆ の最初を読むだけでもイメージ違いすぎませんか?(^^)
私は5年ぐらい前から、iTeachers という、”教育ICTを通じて「新しい学び」を提案する教育者チーム”のイベントに毎年参加しているんですが、そのときのプレゼンでどなたかがおっしゃっていた、「先生は黒子でなのである」というフレーズに感銘を受けたものです。
また冒険家の村上吉文さんのブログでも
先ほど書いたように中竹監督はご自分のことを「日本一オーラのない監督」と説明していらっしゃいますが、これも自律学習の教師としては非常に重要な点ですよね。このようなスタイルは自律性を促すためにはとても重要ですが、それ以外に中竹監督は「単純にいえば、オーラのないリーダーは情報をたくさん仕入れることができる。」という利点も挙げています。カリスマ的な人には自分のことを話したりできませんから、当然ですよね。
「むらログ」2020年09月27日中竹竜二『リーダーシップからフォロワーシップへ』
このように、私の中での目指す教師像は「黒子的」で「オーラのない」教師です。
なので、「カリスマ教師」という表現を見ると「う〜〜ん、ちょっと違うんじゃ…」って思っちゃうんですよねえ。
みなさんは「カリスマ先生」という呼び方、どう思われますか?(^^)
*ICT講座をしています。
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